丸ヨークセーター完成 編み方付き(前後差あり)

母です。来週は暖かい日が続き、来週の土曜日からはまた寒いようです。寒暖差が激しいと体調が整いにくいですね。

今回は娘から編んで欲しいと言われていたモヘアパンキーという毛糸のセーターです。この毛糸半端なく暖かいんです。昔私と娘のセーターを編んだのですが、私は暑すぎて殆ど着られませんでした。そのセーターは娘の物になり、かなりやられてきたのでもう一枚編んでとなりました。もうとっくに廃番になったのですが、廃番になるから残り色々色番は違ったのですが全部まとめて買いました。前後差のある丸ヨークセーターにしてみました。あくまで独学の母が適当?に編んでみたのでご了承くださいね。

まず今回の毛糸紹介です。

パピー毛糸のモヘアパンキー、並太です。ゲージ16目、40段。

今回はこんなサイズの丸ヨークセーターです。自分の編みたいサイズに変更して編む方法も書いてみます。

胸回り100cm  着丈62cm  袖回り(ヨーク編み終わり)40cm

娘は7号サイズですが、着た感じはこんな風になります。

 

大雑把な流れ

1.まず自分のサイズを決めます。上↑の図を書いて自分のサイズを書き込みます。使用する毛糸のゲージを測って各場所の目数も書き込みます。

2.首回りの目数Aとヨーク編み終わりの目数Bの差Cを計算します。

3.ヨークの長さは身長によって変わりますが、娘の場合は20cmにします。20cmで差Cの目数を増し目します。回数は3〜4回。

今回は首回り84目、ヨーク編み終わりが244目で160目増し目しました。160を4回で増し目にして40 40 40 40にしました。増し目をする時は全体で均等にします。

均等に増し目するには

84目で40目 84目を42目ずつに分けます。42目で20目なので1目編んだら2目に1目増し目、1目編みこれを2回します。

今回は前後差つけてみました。

輪にして編む時に手前が後ろ見頃になります。後ろ見頃が終わったら前見頃を3目編んで引き返し反対側の前見頃3目編んで引き返しを繰り返して好きな高さの前後差をつけます。

前後差の後はヨーク編み終わりまで3〜4回の増し目をします。

注意⚠️

今回は前後差があるのでヨークの長さが後ろ見頃と前見頃、袖で少し違います。ちなみに今回のセーターは後ろ見頃22cm、前見頃17cm、袖23cmでした。

ここからは右袖、身頃、左袖と分けて編む。右袖 前身頃と後身頃 左袖 を3つに分けて毛糸か輪針などに移しておきます。

糸は袖の中心についた状態で終わっています。ここで糸を切って見頃から編むか、そのまま切らずに右袖から編むかどちらでも大丈夫です。私は糸を切りたくないので袖から編みます。

まず中心から袖の始まりになるところまで編みます。マチを作るために巻きまし目で10目作ります。巻きまし目5目した後が袖の中心になるのでマーカーを入れます

そのまま輪にして好きな長さを編む。この時袖を段々細くしたいので、15cmほどまっすぐ編んだら編み始めと編み終わりを6段に1回くらい2目1度をして減らしていく。手首分は26cm、42目くらいなので早くそれくらいになったら減らすのはやめてまっすぐ編む。最後はゴム編みかガーター編みかお好みで。

左袖は後見頃側の袖の始まりに糸をつけて一周編み最後に巻きまし目5目を作りマーカーを入れて5目巻きまし目を作ります。後は同様です。

見頃は右袖の巻きまし目の中央に糸をつけて5目拾い目をして後見頃を編みます。袖のマチ10目から拾い目をして前見頃を編みます。最後はゴム編みで。

 

Aラインのような胸周りよりしたの方が広いセーターにする場合はこんなパターンもあります。ラベリーのlady Kinaです。こちらは首回りが終わったら4段目くらいで各目増し目をして2倍にしてまた5段くらい編んだら今度は2目に1目増し目をして首回りの1.5倍にします。84〜168〜252目になるんです。このデザインが嫌ではない方はとても簡単に編めますよ。裾が110cmくらいなので見頃を編む時に前見頃と後見頃の始まりと終わりで増し目をすればもっとAラインになりますよ。

DSCN1101

 

こちらは前に紹介した丸ヨークセーターの編み方です。こちらの方法もあります。

まず必ず使う糸のゲージを取ります。ここでは16目×23段の目安ゲージで説明します。

太さが違う糸で編む時はその糸のゲージを取って(16)のところを替えて計算します。

1.16×6(首周り60cm)=96目を鎖目から拾います。これを12等分に分ける。12✖️8目

首回りが60cmでは広いので自分の頭の大きさを測ってみてください。娘は56cmで53cmの目数で良いです。84だと12等分で7目。首回りが12等分出来なければ首回りの次の段で割れる数字分増し目しちゃってください。

2.ヨークの編み方 8目の両端で7段に1目ずつ増し目をする。-7段に2×12=24目増える。

42段で144目増えて240目、150cmになるまで編む。

3.ヨークを袖と身頃に分ける。右袖分24目、身頃72目、左袖48、身頃72目、右袖24目

編み始めは右袖の半分になるので24目編んだら、まずその24目を別糸か輪針に移す。

前身頃分72目を編む。別鎖目から6目・まち分を拾う。ここまで編んだら左袖分48目を別糸に移す。

まち分に続けて後身頃分72を編み、別鎖目から6目拾う。前後身頃+まち分=156目を輪にして好きな長さまで編めば身頃完成!

4.袖を編む。

右袖は半分の24目を編む。まちを拾った鎖目をほどき、6目を編み、残り半分の24目を編む。

そのまま輪にして好きな長さを編む。この時袖を段々細くしたいので、15cmほどまっすぐ編んだら編み始めと編み終わりを6段に1回くらい2目1度をして減らしていく。手首分は26cm、42目くらいなので早くそれくらいになったら減らすのはやめてまっすぐ編む。最後はゴム編みかガーター編みかお好みで。

 

体型や糸の太さで替えたい時はこの基本をアレンジして計算してください。このセーターは胸回り100cmくらいです。娘は7号サイズ、私はもっと太いけれどセーターならどちらが着ても大丈夫。

編んでみてください。

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丸ヨークセーター完成 編み方付き(前後差あり)」への2件のフィードバック

  1. 急に暖かくて、びっくりな一日でした。寒い日もありそうなので、まだ着られますね。
    来年用にセーターが編めたら良いなぁと在庫を見ると7ケースもあり、ちょっと焦ってます。
    どんどん作品に出来る技術があって羨ましいです。次も楽しみにしています。

    1. 今日は。また寒くなるとか、雪かもしれないようですね。季節の変わり目、特に春先なのでしょうがありませんが体調が崩れますね。私は暖かいせいか久しぶりに体調が良く編み物が進みます。あれこれ編みかけを編みつつ新しい編みかけを作り目しています。
      毛糸沢山あるなら編まないと勿体ないですよ。自分のセーターなら思い切って編みましょう。うちは息子、娘の順でこだわりポイントがあるので自分と夫の物は適当です。そろそろ靴下とショールを編みたいです。

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